雨星血統研究室

新米バーチャル先生、白沢先生と共に血統を一緒に学んでいこう!という感じのブログです

白沢先生の血統解説 第9回(さまざまなサンデー系編)

メリークリスマス!プレゼントはもらえましたか?外で楽しく過ごせましたか?馬券当たりましたか?全部当てはまってない白沢先生です!(プレゼントなくて一人ゲーセン行って遊んで馬券も外れ)なんだクリスマスって...一人でテンション上げてチョコケーキ食べましたw

12月22日は有馬記念でしたね、勝ったのはこれがラストランのリスグラシューでした。二年前までは善戦マイラーだった彼女も、今じゃアーモンドアイに勝つほどの超一流の中距離牝馬に...感慨深いですね...。アンカツさんも言ってましたが、これぞ覚醒したハーツの血って感じの素晴らしい走りでした。

さあ残るGIもホープフルステークス東京大賞典のみとなりました。年末まで気を緩めず頑張っていきましょう!

それでは、今日は父系よりも母系で見られるサンデー産駒について解説していきます!

 

 

ダンスインザダーク

まずはダンスインザダークです!現役時代は3000mの菊花賞上がり33.8という信じられない末脚で制した名馬です、GIはこの菊花賞のみになりますが印象に残るレースなので一度見て欲しいです...!

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種牡馬成績

種牡馬としても成功しているダンスインザダーク、2004年の種牡馬成績2位がキャリア杯で主な代表産駒はザッツザプレンティデルタブルースツルマルボーイといった馬がいますね。

血統と傾向

傾向としては中長距離馬が多いのが特徴ですね、母系に入っていてもその傾向が大きく見られています!アルバート、ユーキャンスマイルといった馬が有名ですね。マラソン的なレースや距離になると活かされるかもしれないですね...!

母は未出走馬でダンスインザダークは7番目の子になります、兄弟も活躍していて1つ上の姉ダンスパートナーオークスエリザベス女王杯を制覇、2つ上の兄エアダブリンステイヤーズステークスなど重賞を3勝、今もなお中山3600mのレコードホルダーでもあります。そして妹ダンスインザムード桜花賞ヴィクトリアマイルを制しています!父系としては衰退気味ですが、中長距離には欠かせない血として今後も母系に残りそうです!

スペシャルウィーク

次はスペシャルウィーク!現役ではダービー、天皇賞春秋、ジャパンカップを制した馬です!武豊騎手が初めてダービーを勝った時の馬、そしてウマ娘の主人公ですね。母が生まれてすぐ亡くなって人に育てられてきたり...といったエピソードがあるのでぜひぜひ調べたりしてください。

種牡馬成績

種牡馬としては大物がいきなり現れたりするタイプの種牡馬でしたね...代表産駒はシーザリオブエナビスタトーホウジャッカルリーチザクラウンといった馬がいますね。

血統と傾向

スペシャルウィークといえば、母父がスーパーカーとも呼ばれたマルゼンスキー。日本の名牝系とも呼ばれるシラオキ系と昭和から続く伝統的な血統を持っている...THE 和風って感じの血統ですね(まあマルゼンスキー外国産馬なんですが)。父系はリーチザクラウントーホウジャッカルに全てがかかってますね、頑張ってほしいですね...

傾向としては、ここ一番の強さが目立つという感じです!母父にスペシャルウィークを持つ馬はディアドラやエピファネイアリオンディーズ、サートゥルナーリアの3兄弟(母はシーザリオです)といった大物ぞろい...!いずれも父馬が違い、どの馬とも相性が合うというところも目立ちますね...!

マンハッタンカフェ

次はマンハッタンカフェ菊花賞有馬記念天皇賞春といった3つの長距離GIを制した馬です。あと父のサンデーサイレンスそっくりでドラマでサンデーサイレンス役として出演したこともありますw

種牡馬成績

種牡馬としても大成功で2009年にリーディング1位を記録したこともあります...!代表産駒はヒルノダムールジョーカプチーノグレープブランデークイーンズリングといった馬がいますね。

血統と傾向

近親にビワハイジがいる血統で、ドイツの牝系出身であるマンハッタンカフェ。特徴としてはミスタープロスペクターノーザンダンサーといった血が1滴も入ってないところがポイントですね(この2頭については後程詳しく解説します)!この2頭は多くの競走馬に入っている血のため、その血が含まれてないマンハッタンカフェはそれらの血を持つ牝馬と相性が良く、その結果母系によって幅広い適性を持つようになりました!父系はジョーカプチーノにかかっている状態ですが、これから母系ではどのような傾向がみられるのか非常に楽しみな1頭でもあります✨(まあ、産駒バリバリ現役多いですし...今のところ母父での大物はメイショウワザシがいます)

アグネスタキオン

次はアグネスタキオン!無敗で皐月賞を制した後に屈腱炎で引退...未だに幻の三冠馬とも呼ばれる馬です。当時の世代はクロフネジャングルポケットなどと後に最強馬の一角になるほどの馬を子ども扱いしていましたので、本当に怪物ですね...

種牡馬成績

こちらも成功...まあ名馬中の名馬なので説明してる馬が成功するのはまあ当然なのかもしれませんが...w2008年種牡馬リーディング1位を記録しています!代表産駒はウォッカの永遠のライバルのダイワスカーレット、そしてNHKマイルとダービーの変則2冠馬ディープスカイキャプテントゥーレといった馬がいますね。

血統と傾向

アグネスフローラ桜花賞馬、その母アグネスレディーオークス馬とアグネスさん所縁の母系で兄アグネスフライトもダービーを制覇した超が付くほどの良血馬のアグネスタキオン。父系はディープスカイが担っている状態ですね、サウンドスカイやクリンチャーといった馬を出しており、もう少しやれる感じだと思います。母系としての傾向はやっぱり芝もダートも問わないというところが出てますね、ノンコノユメやワイドファラオなどは母父がアグネスタキオンです✨

終わりのまとめ

さて、大体こんな感じでしょうか...なんとか年内までにサンデーサイレンス系をゆっくり解説することが出来ました!まだまだ文章力が欠けているところ、語彙力が欠けているところが多々あるのは直していきたいですね...

血統って難しいですが、いろいろ深堀りしていくと面白いものです。その入り口をサポートする先生でありたい...と思ってますw

以上、年内最後の血統解説になりました...!(ちなみに記事はもう一つ年内に投稿します)皆さん、最後まで見てくださりありがとうございました!また来年もしっかりわかりやすくをモットーに頑張りますのでよろしくお願いします!よいお年を!