雨星血統研究室

新米バーチャル先生、白沢先生と共に血統を一緒に学んでいこう!という感じのブログです

白沢先生の血統解説 第2回(ディープインパクト編) 

今日も元気に血統解説!どうも白沢先生です!!菊花賞はクラシック覇者もトライアル覇者もいないという中、武豊騎乗のワールドプレミアが勝利しましたね!二着はクラシック皆勤賞でセントライト記念で復調を見せ、最速の上がりで猛追したサトノルークスでした。

というわけで今回はこの二頭の父親であり、今もなお最強の実績を誇るサンデーサイレンス系の筆頭格、ディープインパクトについて解説したいと思います!(今後数回は前回言った通りサンデーサイレンス系の有力種牡馬解説になります)

ディープインパクトは競争成績14戦12勝、主な勝ち鞍にクラシック三冠、天皇賞春、ジャパンカップ有馬記念宝塚記念とGIを7勝、獲得賞金額は14.5億...まさしく名馬ですね。当時のレースを生で見ていた人は本当にうらやましい限りですね...でも、ディープインパクト自身は7000万円という当時のセレクトセールで2番目に安いサンデーサイレンス産駒として落札されたんですよね。理由としては小柄で馬体が薄いとも言われていました、父も貧相で華奢と言われていたしここも親譲りだったのかもしれません...そしてこれも運命なのか、サンデーサイレンスが亡くなった日にディープインパクトが誕生しているのです、まさに奇跡の馬といった感じのエピソードがいろいろあります。

次に種牡馬成績!引退後は社台スタリオンステーションで種付け料金1200万で種牡馬入り、2012年から7年連続でリーディングサイアーとなっています...激しい後継争いが広がるサンデーサイレンス系の中で圧倒的な成績で王者に君臨しています。有名な産駒は...こちらも父親に負けじとたくさんのGI馬を出していますので....牝馬3冠を含むGI7勝のジェンティルドンナが一番有名だと思います、最近だとワグネリアンやロジャーバローズといったダービー馬もディープインパクト産駒です!

そしてディープインパクト産駒の特徴でもあり、父のサンデーサイレンスとの違いとして覚えてほしい点は主に3つあります!(もちろん例外は存在します、基本的です。)

  • サンデーサイレンスより中距離の日本の芝適性を高める
  • その代わりとして、ダートと芝の短距離適性は劣る
  • 良馬場と直線が長いコースが好き!

わからないこと、指摘したいことがあれば是非コメントでもTwitterでも何なりとお申し付けください!よろしくお願いします!

以上、今日の授業はここまで!お疲れさまでした!次回は先生も大好きなサンデーサイレンス産駒、ハーツクライを解説する予定です!